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滅びの角笛(ふえ)のヘカーテ プロット後悔…じゃなくて公開‼
2022-09-10 18:49:21  | コメント(4)
敬愛するながぶろ先生のイラストがカッコ良すぎてついストーリーを作ってしましました。
こんな感じです‼

ヘカーテの話

 〈世界観〉
 
 ある日、世界中に【古城(こじょう)】と呼ばれる謎の建造物が出現し、そこから魔物が発生して世界は魔物の物となった。【古城】には魔界貴族という上位の魔物が存在し、彼らは己の支配する領地を賭けて戦争を始めた。魔物に蹂躙されるだけの世界、そこで人間は人間らしさを忘れて言いなりの奴隷になるばかり。人々はやがて死が訪れる日を待つだけの存在となっていた。そんな時代、人々を魔物から解放する為に忘却の地に追いやられた古き神々が強大な力を持った戦士たちを送り込む。戦騎士(いくさべ)と戦姫(いくさひめ)である。
 彼らは瞬く間に魔界貴族たちを滅ぼし、人類を復興させる。そして四千年後、戦騎士と戦姫は伝説の存在となった。世界は再び繁栄し、人類は平和を取り戻したかのように見えた。だが長い平和は人々に恐怖の時代を忘れさせ、人類はまた骨肉の争いを始める。戦騎士と戦姫は戦争の道具となり果て、魔物ではなく同族と人間を相手に戦う事になった。
 
 〈本編導入部〉
 
 獣の神の血を引く少女ヘカーテもその一人。彼女もまた多くの戦姫と同じく、生まれた時から道具として戦ってきた。人としての心を失い、疲れ果てたヘカーテはやがて戦姫たちを管理する組織から逃げ出す。
 逃亡の果て、ヘカーテは辺境の誰もいない場所で暮らすことになった。ヘカーテは羊飼いの真似をして暮らしていたがある日を境に世界は一転する。世界の果てにおいやったはずの【魔界貴族】を人間の王族たちが王権を守る為に呼び寄せたのだ。魔界貴族たちは王族に取入り、戦騎士と戦姫たちに自分たちを差し向けないという約束の下に王族たちに力を貸した。王族たちは自分たちの利権を守る為に魔界貴族を歓待する。かくして魔界貴族の緩やかな支配が始まり、世界は混沌に没する。ヘカーテはギャラルホルンの角笛を吹いて世界に滅びの時を伝える役割を知らない。

 〈序章〉
 
 ヘカーテが羊たちの世話をしていると彼女の暮らす田舎の村に一人の幼い修道女が現れる。彼女の名はフェリシア。近くの都からヘカーテの噂を聞きつけてやってきたらしい。フェリシアは新しく街の教会にやってきた司祭が魔物かもしれないので退治して欲しいとヘカーテに頼む。ヘカーテは乗り気では無かったが世話になっている魔女(昔戦姫だった女)に説得されて様子を見に行く。街の様子は一転して魔物が徘徊する魔界と化していた。ヘカーテとフェリシアは街の魔物たちを倒して教会に到着する。そこでは頭が蛤の形をした人間、魔界貴族【幻想侯爵】が人々を魔物に改造していた。
 図らずもヘカーテは人間だった魔物を殺していたのである。その時、ヘカーテは恐ろしい事実に気がつくヘカーテを連れてきたフェリシアもまた既に【幻想侯爵】によって魔物人間に改造されていたのだ。
 ヘカーテは怒りのままに【幻想公爵】とフェリシアを殺害する。その時、街の中に世界中の魔物を退治する【蒼天騎士団】の姿があった。流石のヘカーテも同等の力を持つ戦騎士と戦姫に囚われて騎士団の本部に連行された。【蒼天騎士団】はヘカーテの脱走と住民を皆殺しにした罪で彼女に死罪の濡れ衣を着せた。騎士団の擁する監獄の中で、もはや死を待つだけの存在となったヘカーテ。
 生きる目的を失ったヘカーテの前に思わぬ面会者が尋ねてくる。その者は忙しなく二本の足で歩きまわるトカゲ、【魔界貴族】ゲッコー男爵だった。ゲッコー男爵は例の事件でヘカーテを匿っていた魔女と幻想公爵が実は裏で手を組んでいて領地を拡大する為に芝居をしていたという事を嬉々として語る。 
 ヘカーテは魔女と幻想公爵への復讐を誓いゲッコー男爵との取引に応じる。その内容とはヘカーテの解放と復讐対象の二人の情報を提供する代わりに、ゲッコー男爵と対立する別の【魔界貴族】たちを滅ぼす事だった。かくしてヘカーテは愛用の斧を手に監獄を出た。

 これから始まるのは復讐と世界の終わりに続く旅。ヘカーテは魔女と幻想公爵を倒せるのか。ゲッコー男爵の真意は何なのか?

 実は…という感じの暗い話です、ながぶろ先生。

 タイトルは「滅びの角笛(ふえ)のヘカーテ」(ハウス食品劇場風)です。

 実は私暗い話を書くとキリがないので普段はセーブしています。
 

ながぶろ先生、コメントありがとうございます。

 「かねふく」か…。安い明太子でも最低千円以上はするんだよな、という感じです。尿酸値が気になる場合はとにかく水をよく飲んで散歩とかをして出すのがいいと思います。食事も糖質よりも塩分に注意するといいと思います。

 魅力的なイラストにはそういう力があるんですよ。たまに暴走しすぎて嫌われまくっていますが。

 ヘカーテの呼称「戦姫」は差別的な意味で使われる時は「せんき」、尊敬されている時の意味では「いくさひめ」と呼ばれます。書いておいた方が良かったですね。

 まあ最終的に「悪夢を終わらせるか?悪夢のまま世界を続けるか?」という暗い話ですが主人公はソーラーバーベキューやってもいいと思います。

 お話を公開する機会があれば実際に蒼天騎士団よりも無責任にヘカーテの悪口を言う民衆の方がクソだと思えるほうなお話になると思います。

 

 
投稿者:メンタイ虎  [ 2022-09-11 04:41:10 ]


めんたいパークとこなめググって見てみましたが
30台当たりから尿酸値が十年ほど異常な数値なので行くことはなさそうです。でもこういうところって面白いんすよねぇ。
https://mentai-park.com/tokoname/
私はたらこは生で食べるより焼きたらこの方が好きです。




( ゜д゜)ハッ!本題!
まさかAI背景のイラストの利用方法を考えて描いた戦士の女の子に絵に名前が付き
そこにさらにキャラが増えストーリーが増えるとは!?

>戦騎士(いくさべ)と戦姫(いくさひめ)
ずっと「せんき」って読んでました

そしてなんてことだ!ヘカーテの暗い過去
とても海でソーラーバーベキューしようとか言い出すキャラではない

修道女フェリシア、蒼天騎士団のクソども
魔界貴族同士の対立、ゲッコー男爵の真意
なんて濃いキャラとストーリーだらけなんだ これはめっちゃ面白そう、読んでみたい。
でもこれ絵面的に血みどろになりそうで子供向けのハウス劇場的に教育にわるいってことで選考外になりそうな気がします。
投稿者:ながぶろ  [ 2022-09-10 22:18:44 ]


厠 達三先生、コメントありがとうございます。

 はい。今回は非常に良い物を頂きました。背景とキャラだけで夏の暑さも吹き飛び、それはもう捗りました。47歳にもなればそういった少年的な好奇心とは無縁になるものだと思っていましたが生涯変わらない性質だと思います。
 私のファンタジー小説のルーツは「紅衣の公子コルム」というクー・フーリンとヌアザをモデルにした外国のメチャクチャ暗いファンタジー小説です。若い頃に好んで読んだ友野詳先生の「ルナルサーガ」もかなり暗い話だったので、三十歳くらいまではファンタジー → ダーク みたいなイメージがありました。年齢によって態度が軟化したのだと思います。
 魔女も幻想公爵も実は生きています。幻想公爵は蛤の姿をした魔物で、蜃気楼の語源となった逸話同様に、幻想公爵の持つ古城「蜃気楼ファンタズマ城」を破壊しない限り何度でも蘇ります。また魔女と命を共有しているので魔女も幻想公爵が死なない限り死にません。
 私もメンタイパークとこなめが気になったので検索してみます。
 
投稿者:メンタイ虎  [ 2022-09-10 21:58:37 ]



厠でござりまする。


キャラ絵からインスピ頂いたのでござるな。そういうときのテンションって止まらないものがあるでござるな~。

拙者は最近そういうこともとんとなくなったでござるが。

メンタイ殿にしては珍しくシリアスなダーク系でござるな。
かと思ったら暗い話の方がお得意なのでござるか。

てことは普段は無理しておられるのでござろうか。
しかし魔女への復讐はいいとして、幻想侯爵はすでに始末されてるようでござるが……複数人いるのでござろうか。


どうでもいいけどメンタイ殿の名前打ってたら変換候補に『めんたいパークとこなめ』ってのがあったでござるな。
とても気になるので後で検索しておきまする。


投稿者:厠 達三  [ 2022-09-10 20:39:53 ]